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あやしのひと 第二夜 〜シノニラ〜「無惨!無冠のデザイン職人」



2015年9月19日(土)阿佐ヶ谷ロフトAで開催された、あやしのひと 第二夜 〜シノニラ〜「無惨!無冠のデザイン職人」に参加してきました。










あの篠原保さんとあの韮沢靖さんのトークイベント。絶対面白いに違いない!
そう思って前売り券を購入したのが早ひと月前。
ヘルニアが完治していなくたって、仕事がけっこう忙しくたって、連休の初日に家族を放り出して嫌な顔されたって!
全てを投げうって戦いに挑むくらいの気持ちで望みました。



前売りチケットは2枚購入し、友人Sを誘いました。
友人Sとは、WF会場で知り合った特撮関係の造形物や新旧ミクロマンにとても詳しい人で、篠原 保さんの大ファンでもあります。僕はSVL氏や友人Sにいろいろ教わりながら篠原ファンになった、という経緯もあります。
まあ本音としては、友人Sは都内在住なのであわよくば阿佐ヶ谷にほど近い中野散策にも付き合わせちまおうという魂胆です。




イベント当日の午後1時頃に中野で友人Sと落ち合い、ブロードウェイを案内させます(笑)。
さすが準備のいい友人S、僕より早く中野入りして、僕が欲しそうな商品が置いてあるお店を先にチェックしておいてくれました。おかげで僕はS.I.C.極魂を数体格安で購入できました。ありがとう友人S!また改造用という名のただのストックが増えたよ!どうすんだこれ!

久しぶりのオモチャ選びが楽しすぎてヘルニアの痛みもそれほど感じず、結局夕方5時半頃まで中野でブラブラしてしまいました。イベントの開場が午後6時なので、そのあと急ぎ足で阿佐ヶ谷に向かいました。









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久しぶりの阿佐ヶ谷。
20代のころ、僕は新卒で某キャラクター文具メーカーにデザイナーとして入社してから約4年間、この阿佐ヶ谷に住んでいました。
当時からちょいオシャレでとても住みやすいところでこの街が大好きでしたが、20年以上経ってここで篠原さんと会うことができるなんてホントに何かの因縁を感じずにいられません。






日本を代表するクリーチャーデザイナー・玩具デザイナー・イラストレーターの篠原 保さんとは、数年前にインターネットを通じてお知り合いになることができました。
なにかの間違いで、篠原さんの手でカスタムしたロボットマン(複数)やレアもののミクロマンを、篠原さんから直接(というか宅配便で)頂くことになったのです。
※詳しくは旧ブログの記事をご参照ください→掌工房・ロボットマン もう1機のロボットマン

この出来事のあとほどなくして篠原さんは沖縄へと引っ越しされました。引っ越し荷物の整理、という一面もあったのでしょう。が、あのロボットマンたちが僕ん家の家宝になったことには変わりありません。



それ以降、たまに篠原さんのブログにコメントを入れさせていただく程度のお付き合いでしたが、実際にお会いできるチャンスがあるならば面と向かってちゃんとお礼を述べたいと思っていました。ですのでチケットを予約してすぐにこのイベントに参加しますということをブログのコメント欄で伝えました。コメントの返事に書いてあった「お会いできることを楽しみにしています」という文に心躍らされながらイベント当日を待ちました。










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かつて知った阿佐ヶ谷の商店街の中に、今回のイベント会場、阿佐ヶ谷ロフトAはありました。
僕が住んでいた頃には無かったので最初はどこにあるのか不安でしたがアーケードを歩いていたらすぐ見つかりました。
既に3〜40人くらいは並んでいたでしょうか。
ほどなくして開場、チケットの整理番号順に中へ入っていきます。比較的若い番号でしたのであまり待たずに入れましたが、地下にある会場はライブハウスのような雰囲気。スタッフの方に聞いたところ100名位は入れるそうで、案の定隣の人と肩が触れ合う感じ。まあ狭い。

入場する際にチケットと引換で来場者全員に篠原さん直筆鉛筆画をプレゼントされました。
袋に入っていて何が当たるかは分からない状態、席に着いてすぐに友人Sと2人で中身を確認しました。
入っていたのは、これとこれ。




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実は上のディアーアンデッド(かな?)が僕、下のホースオルフェノク(激情態)が友人Sが引き当てたものだったのですが、公平かつ平和な話し合いの結果、どちらも私の物になりました(笑)。
許せ、友人S。ホースオルフェノク(激情態)、必ずS.I.C.極魂で作るからよ。でもディアーアンデッドは、作らないからな!



会場内にはステージがあり、どうやらそこでシノニラのお二人はトークをするらしいのですが、気になったのは僕らが陣取ったテーブルのすぐそばにある、5〜6席ある「関係者」の席。
誰が来るのかまったく知らされていない状況でしたので、通りかかったスタッフさんを捕まえて「ここには誰が来るんですか?」と聞いてみたところ「私たちも知らないんですよ」という目が一瞬ニヤッと笑った気がしたのは気のせいじゃないはず…でした!


ある程度客席が埋まってきた頃、僕の左隣から「すみません通りますー」という小さな声がしたので、「あっはいー」と少し右側へ体を傾けたそのとき、オレンジ色のTシャツを着た短髪の男性が僕の目の前を横切りました。

その声の主は・・・・竹谷隆之さんでした!



そのとき僕は何を思ったのか何も思わなかったのか、思わず「あ!タケヤさん!」とまるで昔からの知り合いのような口調で竹谷さんに声を掛けていました(笑)。
竹谷さんも竹谷さんで「あ、どうもどうも…」と返事をしてくれたのですが、席についてからもたまにチラチラと僕の顔を確認してる様子。たぶん「あのひと誰だったっけ?」と思っていたに違いない…。
すみません竹谷さん、お会いするのは初めてです(笑)。


関係者の席には他にも数名、東映ヒーローMAXの編集長さまやプレックスのデザイナーなどなど(それくらいしか分かりませんでした、すみません)豪華な顔ぶれが揃い、あとは韮沢さんと篠原さんを待つばかり…









そしてイベント開始。先にトゲが無数についたマスクを装着した韮沢さんが入場、マスクのせいでときどき何言ってるか分からない(笑)。その後沖縄民謡の流れるなか篠原さん入場。割れんばかりの大歓声!


韮沢さんと篠原さんの後方のスクリーンに映し出される怪人のデザイン画を肴に繰り出される面白トークに、会場は常に笑いと感嘆の声。貴重な話もたくさん聞くことができました。
(詳しい内容は割愛します。イベントに参加した人だけのお楽しみ、ってことで)
トークライブはとにかく最高、韮沢さん面白すぎ。篠原さん正直すぎ。
個人的に少しだけ物足りなかったのは、篠原さんの玩具デザイン(聞きたかったのはやはりミクロマン関係)の話がほとんどされなかったこと。まあ怪人デザインについてのイベントだし、仕方がないのですが…。





今回のイベントでは、トークライブ中に1点につき○○○円以上のドリンクや料理を注文するとプレゼント抽選会の引換券が1枚もらえて、飲んだり食べたりした分当選の確率が上がるというシステムでした。
プレゼント賞品とは篠原さんと韮沢さんの怪人デザインイラスト&サイン入り色紙です(怪人ってところが大事。※後々分かります)。しかし僕はヘルニア用のコルセットを着用していたため食べ物があまり入らず、抽選券は僕が3枚、友人Sは2枚だけしかゲットできませんでした。

イベント終盤にプレゼント抽選会が始まりました。色紙が次々と当選者の方に手渡されていくのを羨望の眼差しで見ることしかできない僕と友人S。たくさん注文したのかひとりで色紙3枚もゲットするつわものもいる中、とうとう僕と友人Sは当選することができませんでした。
しかし、どうやら入場時に配られた篠原さん直筆鉛筆画が5〜6セット余っているとのことで、急遽それも抽選することになり、僕がなんとか当選できました!




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当たったのがこれ。スティングフィッシュオルフェノク(右)と…なんだろこれ(左)
ペアにしてある2枚は関係するものだと仰っていたので、スティングフィッシュオルフェノクの没案かな?
スティングフィッシュオルフェノクは記念すべきファイズ第1話に登場するキャラクターなので、これもとても嬉しいです!







プレゼント抽選会が終わり、「では最後に質疑応答をしましょう。でもこれ毎回やるけどあまり質問出ないんだよねー」と韮沢さん。

僕はこの会場に入ってから、この会場のカタチだとイベント後に篠原さんと個人的にお話する時間を頂くことは無理だろうナーと思っていたので、もし質問コーナー等があったらそこでロボットマンのお礼を言っちゃおうと考えていました。
しかしこの100人近くいるオーディエンスの中、個人的な話をしちゃうのはマズいかも…そもそもこの篠原ファンたちの前で、あのロボットマンを持ってるのが僕だと知れたら帰りに待ち伏せされて袋だたきに合うんじゃないか…いや、それよりもハンドルネームで自己紹介するのは恥ずかしいヨ…(もちろん篠原さんは僕の本名も知っているが、ブログ上ではハンドルネームでコメントしてるので)


でも思い切って手を挙げて、超超超緊張しながらお礼とどうでもいいような質問をさせていただき、ついに篠原 保さんと肉声で会話をすることに成功したのである!あ〜る!グスン(半泣き)。
僕の自己紹介で、すぐに篠原さんが「おお!」という表情をしてくれたときは嬉しかったよ…。









そしてイベント終了。はあ〜、俺やり切ったよ…体に力が入らないよ…という状態でした。
客席もステージ上のお二人も関係者席の皆さまも席を立ちザワザワ帰り支度をするなか、ひとごみの隙間からステージ上の篠原さんと目が合ったので、コルセットのせいで腰が曲がらないので頭だけ下げ、口パクで「ありがとうございました」と篠原さんに向かって言いました。もう思い残すことはない、という気持ちでいっぱいでした。









そのときです。事件が起きましたのです!起きましたのです!























「ちょっと待ってて!」






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※画像はイメージです













「えっ?・・・あっ、はい!」











ステージ奥へ小走りする、篠原さん。








何かを持ってステージへ帰ってくる、クリーチャーデザイナー篠原 保さん。








その何かを、満面の笑みを浮かべて僕へ差し出す、日本を代表するクリーチャーデザイナー・イラストレーター篠原 保さん!


















それを見た僕は溢れ出る涙をこらえることはできませんでした。


















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アクロスコール…





プレゼント用の色紙は皆、仮面ライダー等の特撮に登場の怪人イラストのはずでした。
でもでも、篠原さんが僕にくれたのは、ミクロマン2004の、アクロイヤー・アクロスコールです。
イベントに参加することを伝えた僕に、ミクロファンの僕のために篠原さんはアクロイヤーを描いてくださったのです!


こんなに嬉しいことがあるでしょうか。僕はもう死んじゃうんでしょうか。
というかこれブログに載せちゃっていいんでしょうか。

その後僕の作ったSVL氏原型のドクロキングⅡ(S.I.C.極魂バージョン)を見ていただいたり、同行した友人SがICONにサインをしていただいたり、ほんの短い、でも夢のような時間を過ごしました。

会場を出たあともフワフワした気分で、結局最終の高速バスの時間に間に合わず、料金割り増しの夜行バスに乗ることになってしまっても全然オッケーのルンルン気分で帰宅しました。


この文章を打ってる今も何が何だかわかりません。目が冴えて、まったく寝てません(朝5時45分)。
ただひとつ言えるのは、またひとつ家宝が増えちゃった!



はしゃぎすぎの文章、読みづらい文章でごめんなさい。最後まで読んでくれたあなた、ありがとうございます。
同行してくれた友人S、ありがとうございます。

そして篠原 保さん、本当にありがとうございます。これからも素晴らしいデザイン・作品を楽しみにしています!









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2015-09-20